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奥俊就の映画ブログ  3rd ACTION

映画シナリオの掲載 

泥棒ザムライ プロット

天然キャラの山田はいじらキャラでいつも笑われいる。
ある日、山本が山田を
殴り始め、イジメになっていく。
イジメはエスカレートして行く。
拷問をうけ続けた山田の眼つきは鋭くなっていく。
ある日、山本が、限度を超え、ナイフで山田を刺す。
山田は親にも言えず、傷すら、自分の部屋で治療していく。
痛みから、親に反抗し、口論の後
家を追い出される。
痛みを抱えながら夜の街を彷徨い、酒で痛みを紛らわす。が、サイフの中が空。夜の街から背を向け、あぜ道をとぼとぼ歩き倒れる。
夜は明ける、山田の目の前にはお墓。神妙な面持ちになる。
回想、江戸時代の戦
山田は奥底から唸りと叫び声を上げる。
獣の眼光になった山田は町中を散策する。
見えてる世界が変わる。路上の花を見て睨む。山田は幸せそうな、カップルを睨む。恋愛映画のポスターを見て睨む。山田は土を見てる自分の顔に泥をぬる。
美術館に忍び込む、そこには江戸時代の甲冑が展示してあった。
山田は刀を盗み、薙刀を盗み、鎧兜を盗み、
学校に戻った山田は
突如、サムライのように変化し、
BOSSのようにふるまう。
薙刀を持って、クラスメイトを襲撃する。
アクションシーン
大惨事
ポケットからサイフを取り、その場をさる。
その後、古物商を装い、変装し、偽造の身分証を用意する。
質屋出向き。鎧兜を薙刀を売り飛ばす。高額な金額を手にする。
無表情に淡々とした様子でその場をさる。
夜の街に飛び出した、山田は豹変し、女を抱き居酒屋で酒をかっ食らう。

 

2020 奥俊就

お咎め村

咎め

ストーリー 

江戸時代のとある村落に、それは、それは、厳しい村人たちが暮らしていた。その土地の決まりを何も知らない物は、咎められて分相応の痛い思いをするのであった。


狂乃助
町娘を垂らし込み、乱暴な振る舞いを行っている。

蛇流組
町内で、怖がられている謎の組合
親方
山田
山本

くノ一忍者

お七 町娘

俊三郎
丸くなった町人


題名 お咎め

畦道
 俊三郎、おぼつかない足取りで、歩き、躓きかけるが、腰を据え、伸びをして上をむく。煙のような雲と青空。


 俊三郎、足踏みをしながら、草鞋を見ている。

問屋
 狂乃助、暖簾をぶつかりながら走ろうとするが、転がり込み、顔が土につく。
腕を組んだお七が睨みつけている。
お七「許せない」

蛇流組 屋敷
 狂乃助、愚問の表情を見せ、正座している。
山田「随分、町内の娘達に、なめた真似しくさってくれたようだな」
山本「こっちはなぁ、剣客で商売してんだよ」
狂乃助「、、、、」
山田「お前はなんだ、助か?助だったら、助らしくしとや」
狂乃助「は、、、、」
山田「人斬りか?」
狂乃助「、、、、」
山本「何がしてーんだ」
山本、机を叩く
狂乃助「、、、、」
山本「何なんだか、答えろ」
親方、優しい顔つきで、裾に手を入れて立って見ている。鋭い目つきのくノ一が後ろに付き添っている。
親方「よしなにな、、、、」
山本「はっ、、、、」
親方「地下に連れてまいれ」
山本「はい」
山田「おい立て」
くノ一、進み出て、屏風を開く。
親方、敷居を跨ぐ。

地下室
 親方、椅子に腰掛ける。
親方「聞くとこ所によると、貴様は又をかけていたようだな」
狂乃助「、、、、」
親方「、、、、」
狂乃助「、、、、」
長い沈黙が続く。
一また
二また
三また
四また
五また
六また
七また
八また

狂乃助「そんなもん信じねーよ」 
親方、立ち上がり、歩く。
狂乃助「、、、、」
親方「、、、、」
親方「あやつも、そう言った、、、、、そやつも、そう言った」
狂乃助「、、、、」
親方「皆、、、、そう言った、、、、ここにきたものは、皆、それを言う」
親方、立ち止まる。
親方「そして、ここにおるものは、皆それを認めておる」
狂乃助「そんなもん信じない」
くノ一「認めちまいなよ、、、、あんたも神業に魅了された剣豪なんだろ?」
狂乃助「、、、、」
親方「いや、、、、まて、、、、
こやつは、、、、そのようなものではない」
親方、凝視する。
親方「貴様は、無知で、無自覚で、無頓着で、無慈悲で卑しく、愚かで、愚に至る所業、何の歴史も知らずに、ここで傍若無人な振る舞いを繰り返しておる。お主はお主であらずお主であることにもままならず、その、神域に踏み込んでいる事も気づかす、無益な殺戮を繰り返しておる。蛇なるものに取り憑かれ己に龍神が宿っている事も知らず、、、、いや、そんな大それた事ではなかろう、こやつは、、、、餓鬼、、、、カス、、、、、、、、、、、、、、
いや、、、、、、、、、、、、
ただの不貞の輩だ」
親方「元の金銭を差止めろ」
くノ一、顎を下げ、小さく呟く。
くノ一「御意」
くノ一、その場を立ち去る。

門の外
 狂乃助、突き飛ばされ、前のめりに倒れ込む。
町民が集まってくる。
町民「もっとマシな戦い方してくれよ」
ほうきや、農具で、殴られる。
町民、狂乃助の懐から、財布を抜き見るが。鼻でわらい、投げ捨てる。俊三郎、横を歩く。

屋敷外
 親方、腕を組み、遠くを見ている。俊三郎、顔を上げ、近づく。
親方「、、、、」
俊三郎「相変わらずでございまするな」
親方「、、、、」
俊三郎「嫌えば、嫌う程、近寄ってくるものでございまするな」
親方「、、、、」
俊三郎「、、、、」
親方「何だ?戦う気にでもなったか?」
俊三郎「いえ、私は、、、、」
親方「そうか、、、、」
俊三郎「サムライの勝俊とは名ばかり、いや偶然の産物」
親方「、、、、」
俊三郎「私めは、ただの、一介の、浮世絵師 俊三郎でございまする」
親方「、、、、」
俊三郎、袖から筆を出す。
俊三郎「ただ一つ、刀があるとすれば、この、絵空事を書き連ねた、、、、」
俊三郎、筆を両手で添える。
親方「、、、、」
俊三郎「筆でございまする」

 

2020 奥俊就